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2025年04月30日

ジェンティッシマ ウルサンシリーズに新たなジュエリーモデルを追加。

現在LVMHグループに属しているジェラルド・ジェンタブランドは、ジェンティッシマ ウルサンコレクション(ウルサンはフランス語で“ウニ”を意味する)の第4作目となるジェンティッシマ ウルサン ファイアオパールを発表した。本作は2024年6月に発売された3つのジュエリーモデルのあとを受け、仕様面で多くを継承しながらも、最も“ウニ”に近いデザインに仕上がっている。

GG Oursin Fire Opal watch
 ウルサンのデザインルーツは1994年にさかのぼる。当時コルシカ島を訪れていたジェンタが、ウニの棘を想起させるシルエットに着想を得て初めてスケッチしたのが始まりだ。それから30年を経た現在では、その独特なデザインは2024年に華麗に復活を遂げたブランドを象徴する存在として継承されている。36mm径ケースのジェンティッシマ ウルサン ファイアオパールは、イエローゴールド(YG)製のケースに137個のファイアオパールがネジ留めで個別にセット。これらはオレンジカラーのカーネリアン製ダイヤルを囲むように配置され、オクタゴン(8角形)の面取りが施されたサファイアクリスタルによって保護されている。この8角形のディテールは1990年代のジェンタ作品に共通する特徴でもある。

 さらにベゼル内側のさりげない8角形の意匠は、ジェンタが得意とした幾何学的精緻さを表現する要素となっている。マイクロブラスト加工を施した程よいサイズ感のゴールドケースには宝飾的な装飾が施され、“ラグジュアリーボヘミアン”という言葉がぴったりな印象を受ける。これによってドリス・ヴァン・ノッテンの華やかなデザインの衣服や、マノロ・ブラニクのビーズが施されたミュールにも共通する雰囲気を醸し出している。

Genta detailed sketch of Oursin Fire Opal
 ストーンダイヤルを採用した時計が特定のコレクターのあいだで近年注目を浴びているが、ファイアオパールを使用したものは依然として珍しい。これらのオパールは、メキシコの火山地帯で生まれる。シリカを含む水が冷却する溶岩内に閉じ込められることで、鮮やかな黄色、オレンジ、赤の色彩が生み出されるのだ。この独特な化学組成と光との相互作用は、長らく地質学の世界で驚異とされてきた。

 その自然的な美しさを超越してファイアオパールは創造性や自信の象徴ともされており、現ジェラルド・ジェンタのアーティスティック・ディレクターであるマチュー・ヘギ(Matthieu Hegi)氏にインスピレーションを与えた。ヘギ氏は次のように語る。「この作品ではジェンティッシマ ウルサンの創造性あふれるコンセプトの限界を押し広げ、希少な宝石で彩られた一品に仕上げました。これはジェンタ特有のオーガニックな色彩、見事な宝飾、美の多様性に対する情熱に敬意を表するものです」

 新作ウルサンには自動巻きムーブメント GG-005が搭載された。このムーブメントは、スイスのル・ロックルにある高級時計工房がてがけたゼニスのエリートをベースとしている。このエリートは初代ウルサンが登場した1994年ごろに発表されたもので、今回のウルサン用に特別にカスタマイズされている。改良されたムーブメントには8角形に形作られた18K製ローターが採用され、オリジナルのデザインをさらに際立たせている。

我々の考え
おそらく、時計業界は新たなフェーズに入ったのだろう。ジュエリーと時計の境界が曖昧になる時代に。このジェンティッシマ ウルサンはきらめきながら揺れるファイアオパールを備え、スイス時計製造における従来の洗練されたジェムセッティングとは異なり、より現代的でオーガニックなアプローチを提案している。このスタイルを表すなら“宝石で覆われた(ジュエル・エンクルステッド)”といった言葉がふさわしく、“宝石がセットされた(ジェム・セット)”という従来の表現よりも適切だろう。それはまるでビーズがガウンや靴に施されるような装飾手法を想起させる。

GG Fire Opal sketches
 このウルサンのデザインに見られるビーズ装飾は、驚くほどモダンで新鮮だ。ミュンヘンを拠点とする宝飾ブランド、ヘンメルレ(Hemmerle)のタッセルイヤリングや、ダニエル・ローズベリー(Daniel Roseberry)氏がスキャパレリのためにデザインしたシュルレアリスティックなビーズガウンを思い起こさせる。この先どのようなデザインが登場するのかが楽しみでならない!

基本情報
ブランド: ジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)
モデル名: ジェンティッシマ ウルサン ファイアオパール(Gentissima Oursin Fire Opal)

直径: 36.5mm
厚さ: 9.64mm
ケース素材: イエローゴールド(3N)製、137個のファイアオパールがそれぞれYG製のピンで個別にネジ留めされている
文字盤色: オレンジカーネリアン
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブラックアリゲーター製のレザーストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: GG-005
機能: 時・分表示
直径: 25.6mm
厚さ: 3.65mm
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27

価格 & 発売時期
価格: 要問い合わせ
発売時期: 2025年5月
限定: あり  


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2025年04月30日

グラスヒュッテを拠点とする時計メーカー、

時計ブランドが慈善団体と“コラボレーション”することはよくあるが、総額や影響についての詳細があいまいで単発の取り組みに対しては懐疑的になるだろう。しかしノモス グラスヒュッテと人道支援団体・国境なき医師団とのパートナーシップは、13年以上にわたって続く息の長いものだ。同ブランドはこの取り組みを通じてこれまでに130万ユーロ以上を集めたことを誇りを持って伝えている。これらの寄付金は、特別に製作された限定エディションシリーズによって実現されたものである。

soldier shot of watch
 今回ノモスは国境なき医師団のためにさらなる資金を集めるべく、新たにラドウィッグ ネオマティックの限定モデル2種類を発表した。これにより、12万5000ユーロ(日本円で約2000万円)を“Ärzte ohne Grenzen(ドイツ語で国境なき医師団を意味する)”に寄付する計画だ。このラドウィッグ ネオマティック(ネオマティックは自動巻きムーブメントを示す名称)は、38.5mmと36.4mmの2種類のケースサイズで展開し、どちらも自社製自動巻きムーブメントDUW 3001を搭載している。

 このムーブメントはハック機能に加え、ノモス独自のスウィングシステムや焼き戻し処理された青色のヒゲゼンマイを特徴としている。さらにすべてのノモスの時計同様、価格帯を超えた美しい仕上げが施されている。パワーリザーブは43時間で、ケース厚はわずか7mmというコンパクトなデザインだ。

Nomos DWB Ludwig neomatik dial slanted shots.
case side
caseback
 デザイン面では、これまでの国境なき医師団エディション同様に比較的控えめなアプローチを踏襲している。ダイヤルは艶やかなエナメルホワイト仕上げ(本物のエナメルではない)で、細長いローマ数字が並ぶラドウィッグならではのデザインだ。このエディション最大の特徴は、文字盤上の鮮やかな赤い“12”(ラドウィッグの場合はXII)であり、白いダイヤルとのコントラストが際立つ。これは控えめながらも力強いアクセントで、時計愛好家だけが気づくポイントと言えるだろう。針はダイヤル上のフォント同様に艶やかなブラックで仕上げられているが、“Neomatik”のロゴは金属的なゴールドカラーで配置されている。

 ダイヤルのミニッツトラックの下部には“Ärzte ohne Grenzen”の文字が印字されており、団体への敬意を表すと同時に、この時計がドイツ製であることを示す細やかな配慮が感じられる。両モデルともブラックのホーウィン社製シェルコードバンストラップが装着され、各250本限定で販売される。36.4mmモデルの価格は58万9600円(税込)、38.5mmモデルは62万7000円(税込)である。

我々の考え
このモデルはノモスにとって特に革新的なものではないかもしれないが、文字どおり素晴らしい目的のために作られており、両者の関係がこれほど長く続いていることも喜ばしい。時計業界において、ブランドと近い団体のために安定した形で資金を集める取り組みを維持しながら、メディアの注目を狙った派手な宣伝や過剰なキャンペーンに頼らないのは非常にユニークな試みだ。過去のエディションも確実に売り切れてきたようなので、今回のモデルも同様の結果を期待できるだろう。私としてはブランドがこの枠組みを守り続けながら、一体どれほど多くのモデルをリリースし続けられるのかが気になるところだ。

Top Red Roman Numeral up close
Bottom Dial Signature
Dial Closeup
 製品の観点から見れば、国境なき医師団エディションのデザインスキームにラドウィッグを採用するのは自然な選択だったように思える。ラドウィッグのエナメルホワイトモデルは、クラシックなローマ数字が真っ白な文字盤に映えるデザインで個人的にもお気に入りだ。このモデルでは赤く着色されたローマ数字のアクセントが視覚的なアクセントとなっており、とてもよく機能していると感じる。そしてノモスのネオマティックモデルについて、(引き続き主張し続けたいことだが)印象的なスペックを持つムーブメントの仕上げや寸法は依然として称賛に値する。今後もこの路線を続けて欲しいと思う。

基本情報
ブランド: ノモス グラスヒュッテ(Nomos Glashütte)
モデル名: ラドウィッグ ネオマティック 国境なき医師団エディション(Ludwig neomatik – Ärzte ohne Grenzen)
型番: 282.S2; 250.S2

直径: 36.5mm/38.5mm
厚さ: 7mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: エナメルホワイト
インデックス: プリント
夜光: なし
防水性能: 5気圧
ストラップ/ブレスレット: ホーウィン社製シェルコードバンブラックストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: DUW 3001
機能: 時・分表示、スモールセコンド
直径: 28.8mm
厚さ: 3.2mm
パワーリザーブ: 43時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 27

価格 & 発売時期
価格: ラドウィッグ ネオマティック 36.4mmモデルは58万9600円/ラドウィッグ ネオマティック 38.5mmモデルは62万7000円(ともに税込)
発売時期: 発売中
限定: 各250本限定  


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